第11回ソープボックスダービー日本グランプリの情報は、こちら
第7回日本グランプリレポート [第7回SoapBoxDerby日本グランプリ]
開催された日本グランプリのレポートです。
大会1日目
大会2日目
今年は2007年5月13日に、秦野市中央運動公園前の公道で晴天の中開催されました。
ファーストランで登場したのは、横溝直輝選手です。
※関谷さんはこの日は鈴鹿で開催したフォーミュラートヨタのために欠席でした。
ソープボックスダービー日本グランプリのコースとレギュレーションについてご説明します。
コース : 神奈川県秦野市立中央運動公園前市道
コース全長 : 260mの直線
コース斜度 : 15度
コース数 : 2
レギュレーション: 2レーンを交互に1名に付き4ヒート行い、
成績のよい2ヒートの合計タイムで順位を競う。
なお日本グランプリ優勝者には、
7月にアメリカ・オハイオ州アクロンで開催される「国際大会」へ出場権が与えられます。
今年は、20組の親子が国際大会への切符を手に入れるために参加しました。
各選手が速く走れるコースラインを走るため、コースアウトや中央にあるコーンを飛ばしながら走るなどレースは白熱した。
午前中は、風が穏やかなため38~39秒台とタイムが伸び悩む中、トップを走る選手は37秒台前半でゴールしていた。そんな中で午前中に注目集めていたのは、
伊藤雅章選手
全選手の中で唯一の36秒台(36.97秒)でゴールして注目を集める。
午後からは、路面温度も上がり始め、風もゴールへ追い風が吹き始めてきて午前に比べて速いタイムが期待されるが、36秒台に突入する選手が現れない。そこへ、優勝候補の1人
座間康平選手が、36.97秒を記録。優勝戦線に名乗りを上げてきた。
全選手の走行が終了しての集計結果をまとめた。優勝争いは、ほとんどの人が上に上げた二人のどちらかと思っていた。その結果、優勝は、
草柳貫君(初出場)
今大会初めて出場して優勝をした。改めて、レース委員会でまとめた計測結果を見ると草柳君は36秒台のタイムがない。 しかし、草柳選手が優勝した理由は、2番目のタイムであった。座間選手(37.21秒)や伊藤選手(37.49秒)に対して草柳選手は37.15秒を記録。合計のタイム差で座間選手に対して100分の1秒で振り切ってしまった。
そして2位は、
3年連続2位の座間康平選手
3位は、第4回のチャンピオン、
伊藤雅章選手
今大会は、1ヒートだけ速く走ったから優勝するのではなく、2ヒートのタイムが速く走れるかで勝負が決まった。 今年の結果に関しては、私としては伏兵が優勝したと感じている。
それまで、全く注目もされていなかったのでついつい36秒台を出した選手に目がいっていた中での違う人が優勝したので聞いたときには目が点になってしまった。
3年連続2位の座間選手は本当に残念であったと思う。
ここ最近は、優勝候補として名前が挙がるのだが2年続けて女の子が優勝したため今年はという思いがあったはずである。
直接本人に意気込みは聞いていないが、前日からの親子でのやりとりを見ていると今年にかける意気込みは他の親子よりも国際大会に行きたいという思いがひしひしと感じた。
しかし100分の1秒で準優勝が決まったときは、周りのスタッフから悲観する声が上がってきた。
座間選手には今回の経験が今後の人生の糧になることを願いたい。
この大会のスタッフとして関わって2年目になりますが、どの親子も真剣にレースに取り組んでいる。
特に顕著だったのは、昨年は昼休みにはソープボックスJrで遊んでいる人がいたのですが、今年は誰ひとりも見ませんでした。
とにかく親子のためが真剣になるための時間と場所を今年も提供できただろうかと?
大会での成績も大事であるが、また来年も挑戦してくれる親子が一組も増えてくれることが関わっているスタッフとしての願いでもある。
上位3選手のご家族のみなさまおめでとうございます。
そして、大会に参加いただいた選手とご家族の皆さん、
大会にご参加いただきありがとうございます。
そして、
来年もこの場所で会いましょう!
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