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第11回ソープボックスダービー日本グランプリの情報は、こちら

2008ソープボックスダービー日本グランプリリポート [第8回SoapBoxDerby日本グランプリ]

今年も、神奈川県秦野市にある中央運動公園で開催されました。
今年は、スーパーGT選手権で関谷会長・横溝副会長は欠席。
代わりにもトレーシングドライバーの影山正彦さんがゲストに登場。
ゲストの影山正彦
ファーストランも行いました。

今年は、全長220メートルの距離で午前・午後併せて4ヒート走行して
速いタイム2本の平均タイムを競う。
コースで使用する秦野市運動中央公園は、普段は市道と使われている道で
レースを行っている。
第8回SoapBoxDerby日本グランプリ_009
2レーンのコースは、公園側・川側に分かれ、ドライバーは各レーンを交互に走る。
一般の市道のために月道のふたや路面の溝にとられるとタイムロスとなる。
動力を使用しないソープボックスダービーでは、風のもタイムに影響があり、
本部テント前付近から吹く横風で車体がふらつく選手が続出している。

第1ヒートは、各レーン(川側・公園側)の路面はウェット状態でのスタート。
タイヤと路面の接地面が少ないため、36.6秒台のタイムのなか、

関野美佳選手が36.04秒をマーク。
2秒内にすべての選手が入り、今大会の接戦するレースを予感させる。

第2ヒートは、路面状態がドライに変わり、各ドライバーの実力が現れてくる。

このヒートでトップだったのは、片瀬珠梨選手で午前のタイムでは一番となる35.97秒をマークして一躍優勝候補に名乗りを上げる。

午前のレースが終了して、この時点の平均タイムのトップは
第8回SoapBoxDerby日本グランプリ_012
第1・2ヒートを速いタイムでそろえてきた関野美佳選手。

第8回SoapBoxDerby日本グランプリ_015
2位に午前のトップタイムをたたき出した片瀬珠梨選手。

第8回SoapBoxDerby日本グランプリ_021
3位に午前中の3番目のタイムを出した山本丘晃選手。
しかし100分の2秒の間に5人のドライバーが入る大接戦となっていた。

昼食を挟んで、第3ヒートが始まる。
第3ヒートは、日が差し込んできたので気温の上昇と、風の影響で各ドライバーが
軒並みタイム更新がされていた。

そして、午前中1位であった関野美佳選手・蓑口典華選手・水沢由香選手の
女性ドライバーが、35秒台に突入。優勝候補の一角として現れた。
この第3ヒートまでは、ただの序章に過ぎなかった。
いよいよアメリカ行きの最後の挑戦となる第4ヒートは、
筋書きのないドラマの始まりであった。

昨年は、1位と2位のタイム差が100分の一秒の大接戦なので、
今年も大逆転勝利があるのか期待がふくらむ。
まず、午前のトップタイムを出した片瀬珠梨選手が、35秒74のトップマークを記録。

優勝候補に名乗りを上げた。
ほとんどの選手が36秒台のタイムでゴールするので優勝は決定かと思われた。


しかし、機材トラブルで再計測となった山本丘晃選手が、
最終滑走で35秒51のスーパータイムをたたき出す。
優勝は、山本丘晃選手
第4ヒートの最終滑走でトップタイム出して優勝を決めた
まさに大逆転優勝である。

第2位は、片瀬珠梨選手
今大会で、唯一35秒台を2本決めたにもかかわらず、
トップと1000分の5秒差で2位になってしまった。

第3位は、関野美佳選手
第1ヒートトップタイムから常に上位をキープしていたが、
上位2名にはかなわなかったが4位の蓑口典華選手を100分の一秒押さえて
の表彰台であった。

今年の路面状態が第1ヒートはウェットコンディションでしたが
第2ヒートから第4ヒートまでドライでレースが行うことができた。
距離が短くはなったが今タイムは36秒台から35秒台と昨年に比べてスピードは遅くなっている。
これは今年の車重が昨年に比べて軽いのと天候の影響だと考えられる。
タイムは遅くはなっているが、タイム差がないため5位以内の選手は出走順に
よっては順位が入れ替わっている可能性があった。

大会中も影山さんが指摘していたが、上位に女性ドライバーが多いとのことだったが、
影山さんの分析だと男性ドライバーの方がハンドルの舵を必要以上に切るため、
タイヤの細いソープボックスでは、かなりのスピードダウンになる。
女性ドライバーの場合は、ハンドルの舵を最小限にするのでまっすぐ速く走るのではないかとのこと。


全エントリードライバー成績結果

NO

ドライバー

 レーン 1ヒート 2ヒート 3ヒート 4ヒート 最終結果 順位

SS01

片瀬珠梨

A

36.77 35.97 36.59 35.74 35.855

2

参考

伊藤草柳

B

36.77 37.57 36.68 37.08 36.725

11

SS11

角谷昌紀

A

36.6 36.55 37.1 36.02 36.285

7

SS08

蓑口典華

B

36.33 36.61 35.75 36.16 35.955

4

SS09

高橋明大

A

37.46 36.98 37.35 37.31 37.145

12

SS05

長谷川輔

B

36.39 36.58 36.33 36.75 36.36

8

SS07

山本丘晃

A

36.56 36.19 36.37 35.51 35.85

1

SS03

関野美佳

B

36.04 36.66 35.85 36.72 35.945

3

SS02

佐々木優樹

A

36.87 36.28 36.57 36.87 36.425

9

SS10

岩田卓也

B

36.65 36.7 36.5 36.53 36.515

10

SS06

外崎優作

A

36.36 37.26 36.19 35.83 36.01

6

SS04

水沢由香

B

36.39 36.75 35.82 36.16 35.99

5

レーンA 第1・3ヒートが公園側、第2・4ヒートが川側を走行
レーンB 第1・3ヒートが川側、第2・4ヒートが公園側を走行
伊藤草柳は、日本グランプリチャンピオンの伊藤雅章・草柳貫両選手が特別に走行。


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