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第11回ソープボックスダービー日本グランプリの情報は、こちら

2007 ソープボックスダービー 日本グランプリレポート1日目 [第7回SoapBoxDerby日本グランプリ]

第7回ソープボックスダービー日本グランプリの模様を1日目・2日目・大会レポートに分けて掲載します。
といってももう今は8月( ・o・)ハッ
アメリカで開催した国際大会も終了(^_^;


ご覧の通りアメリカからお礼状が届いている状態です。
ようやく公開です。
長文ですのでかなり覚悟してご一読ください。

2007 ソープボックスダービー
日本グランプリレポート1日目
第7回ソープボックスダービー日本グランプリが、
秦野市内で開催されました。


事務所では、貸し出す車体、体重+車両重量を全選手統一するために必要な
ウェイトや重量計を運び出す。

空(あ)いている時間を使って翌日に使うミニカーの型紙を印刷したり、仮設のスタート台を洗っていたり・・・

そのために会場に持ち込む機材などを事務局から運び出す作業をしていたらお昼過ぎ、
広報担当なのに一番最後に事務所を出ていました。




1日目の会場は、昨年の商工会議所ではなく上智短大構内を使って行われました。
今年は、車体を持っていない人でも参加できるように協会で持っている車体を貸し出して参加してもらっている。

僕が到着したときは、選手が自分の車体がある教室へ移動するところだった。

初めて秦野に来た人も多く、家族で記念写真を撮る光景をよく見た。






車検会場になった教室に、組み付け中の車体が並んでいた。

スタッフの人たちがせっせと車体の調整をして、シャーシにボディーを付けていく。
完成した車体から次々と練習用のタイヤを付けてある場所に移動する。
その場所は、構内の短い坂を使って仮設のコース。

当日初めて乗る人が多いので、ここでソープボックスの基礎を知ってもらうために走ってもらう。
たいていの人は初めて乗っても、アクスル(ハンドルの操作)やブレーキングを習得できる。

初めて乗った子供に試走の感想を聞くと、

「楽しい!」

と言う返事を返して、車を持ってスタート地点に戻っていく。
しかし、この試走にはもう一つ重要なことがある。
それは、自分が乗る車体の癖を見極めること。
車検の前なので車体の微調整はできるのでここで自分の車が速く走るための情報を手に入れる。

各選手に与えられた走行回数は、原則2回。
ブレーキやアクスルにつながれているワイヤーが緩いときはスタッフに直してもらっていた。


ここで初めて乗った人と経験者の違いが顕著に表れるところがある。
写真で説明するとわかるのだが、


空気抵抗を少なくするために体をかがめて、真正面から写真を撮ると顔が隠れるくらいの姿勢をする。
車体による性能差はほとんど無いので、一秒でも速く走るために選手は自分なりに考えて走っている。

ここで公式レースの試走が終了したのでいったんコースを撤去しようとしたら、




交通安全クラスにでる小学生が走ることになる。
あわてて、撤去したカラーコーンを元に戻してから始める。
交通安全クラスは、公式クラスで使用するスーパーストックではなくオリジナルの車体。

スーパーストックより大きく作られている。
このときゴールエリアで、一般の自動車が来るか確認していると後々大変なことに・・・
交通安全クラスの親子の壮行会も終了して教室に戻ってみると、
すでに対戦表や使用するタイヤの抽選会が終了していることに(x_x)
去年は、必要な品物を買ってきていたために参加できなかったのに対して今年は同じ敷地内にいたのに全く確認できなかったのは痛い。
さらに、選手の体重を含めた重量を統一する車検も途中から参加しているので全員の車検風景が撮れていない。
※改めて写真を整理していたら車検風景の写真をバックアップしていないことが発覚org
この辺の記録が係の役割を強くしないといけないなぁと反省をしながら残りに選手の撮影を行った。
車検でも初めての子供と経験者の差が出てくる。
そして、優勝をねらっている子供はここから真剣モードに入る。
車検では、重量をバランスよく配置するための計測も一度に行われている。





車検が終わった後は夕食まで時間があるので選手は、自由時間である。
20人以上も同じ年代の人たちが集まるので、大人の言うことを聞かないで縦横無尽で動き回る。
そんな選手の相手を引き受けてくれたのは、中・高校生のボランティアであるジュニアスタッフ
ジュニアスタッフは、過去のソープボックスダービーに参加したOB・OGなどで編成されているので初めて来たスタッフよりも進行がわかるので次に何をするのかわかっている。
選手も少し年上のお兄さん・お姉さんが相手するので言うことを聞く。
夕食会の準備のために時間を作ってとスタッフに頼まれれば、その場で子供達(たち)を集めてレクレーションを始めたりするので、自分よりしっかりしていると感心してしまった。
※このときの写真が携帯の一枚だけなのが本当に心苦しい(^^ゞ

そして、準備が整いいざ夕食会。
夕食会は来賓を交えて和やかに開催された。

僕も席について、夕食を食べながらとなりに座った参加選手と話をしていた。

去年も参加した女の子が
「撮ってもらった写真は真正面が1枚もなかった」と手痛いコメントを頂いた(^^ゞ
食事中に司会の人が席に回って、
「明日の意気込みは?」と選手に聞いていた中で

「優勝」
と堂々と宣言する選手が多かった。
明日は優勝だとひしひしと感じるところであり、出席した人から感嘆の声が上がっていた。





夕食会が終わって、ここでスケジュールが終わりでなくもう一つ準備してあった。

それは、事務局長が本物を実感して欲しいと力説して開会の挨拶(あいさつ)をして用意したもの。
ピアニスト秦万里子のスペシャルコンサート。
秦万里子は誰(だれ)?と思った方はたくさんいるはず。
僕も初めてこの人のコンサートを聴いた。
感想はとにかく楽しいの一言である。
※どんな曲があるのかが気になった方は、こちらで視聴できます。
挨拶代わりに「今日の出来事」という即興の曲を歌うのですが、自分の衣装を電車の網棚に忘れたという話をして会場を笑わせる。

秦さんは、とにかくしゃべり倒す。
1時間はしゃべっているかピアノを弾(ひ)いているかどちらかで聞いている人を飽きさせない。
そして、この人がすごいのはあるテーマについて会場に来たお客さんに聞いてその場で曲にすると言う技を持っている。
今日のテーマはもちろん
「ソープボックスダービー」
前列にいる選手にソープボックスは何と聞いているのだが、
「アメリカ生まれ」
「坂道の上から競争する」
とか
「乳母車乗って遊んでいたのが最初」など
スタッフの目線から見るとよく勉強しているなと思えば、ソープボックスダービーについて始まった年代等を自分の知っている範囲で事細かく言っていたりしている。
秦さんは、客席から聞いた内容をすぐに曲にしてしまった!
最初は、アメリカ発祥を言うことでアメリカ国歌から前奏にして聞いた内容を秦さんのアレンジして歌う。
ものの見事に曲にしてしまったのですが、一度弾(ひ)いた曲は二度と弾(ひ)けないという弱点があると演奏後に言っていました(^_^)

参加している子供達(たち)も最初の内は、演奏中に声を出していたら突然秦さんが曲を止めて注意を始めてからは、静かにして真剣に聞いていた。
逆に大人の方が演奏中に席を立って秦さんに怒られてしまった(^^ゞ

自分の中で一番面白かったのは、夫のわがままを歌った
「あなたって・・・」

会場のお父さんがランダムにステージ上に立たされて、歌詞の内容によって座る席を強制的に指定された。
秦さんの指示で立ったり座ったりするのだが、歌詞の内容が1番からかなりパンチの効いた内容である。
「ねぇどうして~」
で始まる歌詞で内容は、夕食にカレーにしようとしたら帰ってきた夫に昼はカレーを食べてきたと言われると歌っている。
これを聞いて会場中が大爆笑!
ほかの歌詞は、
一度も読んでない古い雑誌が捨てられない夫。
何も連絡無しに、姑(しゅうとめ)がやってくると告げる夫。
中でも一番ヒットしたのが、
娘に弱い夫
である。
歌詞は、高校生の娘にブランド物の商品をほいほい買う夫の姿を歌った歌だと思う。
しかし、目の前に立っているお父さんの家族構成(娘さんはまだ幼稚園児)を知っている人がこの曲を聴くと、娘のためにブランドものを買うお父さんの姿を想像するとさらに笑えてしまった。
ただ、笑いだけの作品だけではなく、
「あなたへ・・・」を聞いているときは、水を打ったようにシーンとなり秦さんの歌を聴いている。

アンコールも終わり事務局長が秦さんについて説明をしているとき「この人は天才である」と言ったらまた現れて、おもむろに鍵盤(けんばん)の前に立つ。
そうするとくるっと反対を向いて「きらきら星」を演奏している。
この演奏がどのようにすごいのか説明するのは難しいのだが、まず鍵盤(けんばん)を見ないで演奏すること。
これは、意外と簡単にできるのだがこれに左右の手の位置を反対にして演奏している。
鍵盤(けんばん)は普通、メロディー/右手、伴奏/左手で弾(ひ)くのが一般的であるが、秦さんはメロディー/左、伴奏/右手で演奏を始めた。
この演奏を見て本当に天才だと思ってしまった。
そんなの簡単だと思った方。
実際にやってみてください。
難しいです。
そんなおまけ演奏をしてくれた秦さんにみんな感動して、用意したCDを求めて列を作り、在庫が無くなってしまったので後日配送になった人もいた。
楽しいコンサートも終了して、選手の皆さんは就寝。
スタッフもここで一息ついて、F1の予選が始まるまで談笑していたのだが、僕は前日から準備していた疲れが溜(た)まっていたので先に就寝。
そして、大会当日を迎える。
※まだ二日目の記事ができていない(^_^;
続く


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