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第6回ソープボックスダービー日本グランプリ レポート [ソープボックスダービー]
2006年4月30日に開催された日本グランプリの様子についてのレポートです。
今年も、秦野市中央運動公園前の公道で晴天の中開催されました。
ファーストランで登場したのは、応援団長の関谷正徳さんと地元出身レーサー横溝直輝選手です。
そして、開会式終了後スーパーストック公式部門の選手が紹介されました。
公式部門で優勝すると、今年の7月にアメリカ・アクロンで開催される「世界大会」の
出場権が獲得できます。
今年は、3部門開催されましたが出場選手が少ないため、2レーンのコースを交互に走り、計4回走った総合タイムで競います。
日本オリジナルの規格、ウッドストック準公式部門では、エントリー4台中2台が辞退したため、事実上2台の争いになりました。
ソープボックスカーを持っていない選手のために開催した、スーパーストックオープン部門では、
公式戦さながらな迫力あるレースが開催されました。
午前中は、コース上に向かい風が吹く不利な条件の中で40秒台の記録でタイムが伸びない。
しかし、午後になり操作に慣れた選手が向かい風を利用して40秒を切る選手も登場。
白熱した戦いとなった。
アメリカ行きの切符をかけたスーパーストック公式部門では、午前中は、向かい風の影響もあり40秒台のタイムを出す選手が多い中、
39秒のタイムを出す選手が登場。
そして、午後は追い風となって好タイムを出す条件が生まれる中、38秒台も登場して白熱した争いになった。
スーパーストック公式部門は、楢岡擁実(ならおか ゆま)選手が優勝。
結果2年連続で女子選手が優勝することになった。
ウェイト条件がイーブンとなるため女子選手も活躍できるこの大会の特徴が見事に現れた結果となった。
今回の大会で感じたことは、トップ選手はソープボックスカーの操作に長けているところがよくわかる。
表彰台に上がれない選手に比べて、体を小さくして空気抵抗を少なくして走っていることが目に見えてわかる。
荒れている路面の中で左右にある小さい傾斜を有効に使って車の加速に利用している。
そして、上位選手にゴールへ吹く追い風などの運の要素も持っていた。
しかし、今回表彰台に上れなかった選手達は悔しさを胸に秘めて、来年へ向けての戦いは
すでに始まっている。
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