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2007 ソープボックスダービー 日本グランプリレポート2日目 [第7回SoapBoxDerby日本グランプリ]


前日からの続き

いよいよ大会当日。




スタッフは朝6時起き。

僕はと言うと、寝坊するのが怖くて5時に目が覚めてうとうとしていると、なにやら子供の声がする・・・




後で聞いたら、子供たちが5時頃に目が覚めて騒いでいたらキャンプディレクターに怒られたらしい。

参加している子供は、学校以外で同じ年齢の人たちといるのが楽しくてしょうがない。

はっきり言って、朝が弱い僕とてしてはその元気を分けてくれと言いたい。

スタッフのほとんどが深夜のF1中継見ていたので起きるのがつらい。








今年は、キャンパス内にある車の搬送と会場の片付けを担当。

去年やっていた、スタート台の設置は他のスタッフがやっている。

キャンパス内に置いてあった車を外に出して、会場である運動公園に運ぶ。

トラックで車を運んでいる間にキャンパスの机と椅子を元に戻す。

キャンパスの片付けをしている頃、ようやくジュニアスタッフ(男性陣)が顔を出し手伝い始める。

机を並べていると一本の電話。

「事務局に荷物を忘れたので会場に持ってきて・・・」

いきなり予定変更です。




急いで事務局に戻って荷物をもって会場に行く。

会場を見ると、





スタート台がもう完成している。

去年は今の時間帯でもまだ半分もできていなかったのに・・・

詳しい人が作ると仕事が早い。












まだキャンパスには車が残っているので急いでキャンパスに戻る。

キャンパスに戻って最後の車を運び終わって時間を見ると8時半。

まだ飯を食べていなかったなぁと思いながら食堂で朝食を食べに行く。


皆さんほとんど朝食を食べ終わっているときに来たのでおかずが残っていなかった。

ようやくありつけた食事がこれ。





茶碗がないのでマグカップにご飯をよそりました(T_T)

他のスタッフに笑いのネタを提供しながら飯を食べていると電話が鳴る。

「事務局に備品を忘れた!」

またですか・・・

食事を食べ終わってから事務局に戻る。

備品を事務局で探しているとまた電話。

「選手が切るTシャツ(※)を忘れた」

※上の服は参加選手全員同じ物を着るルールになっている。

一番重要な物じゃん!
事務局でTシャツを積んだあとでも備品が見つからないので他のスタッフに電話。

「それなら会場に持って行った」

ほっと一安心して会場に到着。




会場に到着した選手にTシャツを渡す。








会場に到着してみると着々と準備が進んでいます。
でも、選手の子供達はカメラを向けるとにっこり笑顔を返しています。




スタッフがオープニングイベントを準備をしていると、神奈川県警の人が到着。
今年から、神奈川県のご協力してもらえることになりました。

その一環として、ソープボックスを使った交通安全イベントを開催するために来てくれました。

さらに、オープニングでは

第7回SBDJapnGP大会photo_006

交通機動隊の白バイ隊が選手を先導してくれることになりました。

実際の国際大会でもアクロン警察の人がバイクやパトカーでチャンピオンを先導しています。

こうやって協力してくれる人がどんどん増えてくれるのは本当にありがたい。

会場内に和太鼓の演奏が始まり、いよいよオープニングのパレードが始まる。

子供たちはオープニングパレードの行進に参加するのでみんな集合している。

ここで去年撮れなかった集合写真を撮る準備を始める。

第7回SBDJapnGP大会photo_004

記念写真。

こういう写真を撮るのは本当は好きではない(^_^;

カメラ目線でみんな収まっているのを見ていると面白味がないから、

第7回SBDJapnGP大会photo_005

「はいポーズ!」の後に撮った一枚とかの表情が結構良かったりする。

昨日も夕食会できていた女の子に「真正面写真が一枚もない」と怒られたばかりで全く反省していない。




ここでも選手達の表情は刻一刻と変わる。

第7回SBDJapnGP大会photo_021第7回SBDJapnGP大会photo_019第7回SBDJapnGP大会photo_020

真正面とポーズをとらなくても、それで十分だと思うんだけど・・・

オープニングでは県警の婦警さんと


第7回SBDJapnGP大会photo_007

マスコットのともぞう君も子供達と一緒に歩くことになっていた。

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ともぞうくんが来るなり、みんなに囲まれていた。

そんなことしたらともぞうくんまっすぐ歩けませんよ!

第7回SBDJapnGP大会photo_010




いよいよパレードが始まる。

第7回SBDJapnGP大会photo_027

ゴール付近から白バイ隊を先頭に子供たちが歩き始めた。

第7回SBDJapnGP大会photo_026

ともぞうくんもこちらに気がついてくれた(^_^)




突然、僕の目の前を横断する人がいて、すかさず
ドーン!

すかさず持っている横断幕を上にかざした。


この行動にはビックリしました!
今まで、この大会に出場している親子と言えば、
ソープボックスダービースタッフ日記_200-04-30_015

レース開始まで、コースのライン取りを話し合うというのがこのレース風景として恒例になっている。

アメリカ行きをかけてどの親子も全く楽しんでいる様子はなく、スタッフが言葉を書けることもできないほど緊張感が張り詰めている。

そんな中で、横断幕を用意してお父さんが楽しんでいるなぁという参加者は今までいなかった。

この光景を思い出す度に、日本の大会でも新しい参加スタイルが生まれつつあると実感する。

選手が本部テントに到着して、開会式が始まる。

市長が開会の挨拶をして、関係者がお祝いの言葉を聞きながらふとスタート台を見る。

レーシングスーツ来ている人がいる。


去年も大会の応援に着てくれた、レーシングドライバーの横溝さん。


今年から副理事を務めてくれることになり、今年のファーストランではレーシングスーツ姿で登場することになった。

あれ?と思った方は、去年の大会を知っている人。

理事会長の関谷さんがいません。

実は、関谷さんはこの日は鈴鹿で開催したフォーミュラトヨタのために欠席でした。

第6回ソープボックスダービー日本グランプリレポート_020

ちなみにこれが去年の写真。

隣を併走していた横溝選手には負けたくないのか、かなり真剣モードです(^_^)




ファーストランの後は、選手の前に立ってレースで速く走るコツを教えていました。











開会式も終わり、いよいよレースが始まります。


今年のレギュレーションは、各選手午前と午後で2レーン(公園・川側)を交互に1名に付き4ヒート行い、成績のよい2ヒートの合計タイムで順位を競う。


第7回SBDJapnGP大会photo_053第7回SBDJapnGP大会photo_055第7回SBDJapnGP大会photo_061第7回SBDJapnGP大会photo_064

成績の良い2ヒートのタイムを出せばいいと言うわけではないが、
今年は昨年よりレースがヒートアップ!


みんな真剣だから中央にあるコーンをとばしたり、コースアウトする選手が続出。

そんな中で、260メートルの直線走ったタイムは、平均で38・39秒台でゴール人がいる中で36秒台で走る選手がいた。








第7回SBDJapnGP大会photo_079

全選手が走ったら時間的にお昼になるので選手のみんなは昼食になる。

昼食中にコースでは、ソープボックスをつかった新しい交通安全供出を開催していた。

ソープボックスはエンジンはないけれど、自動車と同じように曲がるためのハンドルと車を止めるためのブレーキはある。

そのため自動車免許を持っていない人でも車の楽しさと同時に

「車は急に止まれない」
という昔からある標語を実体験してもらおうという試みである。




前日から参加した交通安全クラスの子供達が前日に作った標語を発表しては知ってもらった。

今年初めてやってみたのでまだまだ課題があるのですが、今までと違う体験型の交通安全がこれから広まると同時に競技人口も増えるといいな考えていた。

第7回SBDJapnGP大会photo_081

交通安全教室も終わって、午後のレースが始まるまで少し時間があったのですが


横溝さんに休みはありません。

選手にサインしたり

第7回SBDJapnGP大会photo_078
記念撮影を撮っていました。

そんな中、横溝さんから驚きのコメントが

「今度のたばこ祭りに参加します!」




※たばこ祭りとは、9月に開催するお祭り。 今年で60回目を迎える。

寝耳に水とはまさにこのことでスタッフも自分も知らなかった( ・_・;)




まだ確定ではないが本物のFNの車両を持ってくるらしい。

さすがに走るのは無理だけど(当たり前)、展示だけでもかなりすごい!・












午後のレースが始まると気温とともにヒートアップ。

午後は、ゴール地点で全選手の走行写真(so-net photoで公開中)を撮っていた。


レース中コースアウトしても車を降りるときにゴール付近も見ないでスタート地点に戻っていく姿を見ていると、なんかF1でリタイヤシーンを思い出していた。

第7回SBDJapnGP大会photo_084

特にレースでよく見る光景は、親が子供の走りが終わるとすかさず寄ってきてスタート地点まで戻る間に、レースの反省会を開いて次のレースのための作戦を練っていることが多い。

真剣にやっているときは、親も子供も関係なくもあまり対さないしなにかに打ち込んでいる姿は見ていて本当に気持ちがいい。

そして全選手の走行が終わって、入賞者の車体の車検も終了していよいよウィニングラン・表彰式。




第7回SBDJapnGP大会photo_107第7回SBDJapnGP大会photo_126
今年の優勝者は、初出場優勝(詳細は大会レポートで)快挙を達成した。

僕も2日間見ていたのだけど、特段目立った子ではなかったので結果を聞いて驚いた。

さらに驚いたのが、2位とのタイム差。

コンマ
100分の1秒!!

このタイム差でアメリカ行きが決まるのがというのは、おもしろいところでもあり残酷だなと感じてしまった。

第7回SBDJapnGP大会photo_142




とにかく、大会が終わってから会場の片付けをして荷物を事務局の倉庫に片付けて一息ついたら日が暮れていた。

2日間寝ていたので疲れがピークに来ていて、家に帰ったらそのまま寝てしまいました。

今年も無事に大会が終了しました。

今年の問題点は、レース結果が8月を過ぎたこと(^_^;

国際大会前にと思ったらずるずると更新が遅れました。

来年は、この点は改善しないといけないと思っております。

しかし、今年は去年に比べると白熱した大会になっていました。







おまけ

表彰式後の話
横溝さんから名刺をもらって初めて知ったのですが、HP立ち上げたんですよね。

すぐさまブログを見たらイベント予告と翌日には結果が更新していた。

※ちなみに横溝さんのブログに掲載されている写真は、本人のカメラ付きケータイで撮ったものです。

本当に横溝さん、お疲れ様です。




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